「左官仕上アートパネル」及び「リブボーダー」について
左官式アートパネルの特性
※「左官式アートパネル」は現在、不燃番号申請準備中です(2019年7月現在)。
上記製品は、樹脂などの化学物質を全く含まない自然素材による仕上げ面を持つ化粧パネルです。
「左官仕上アートパネル」「リブボーダー」はマグエン(結合材)の特性である高付着(接着)力・高曲げ強度・非収縮性により実現しました。
《仕上げ面の強度=加工性能と施工性能》
表面強度の特性からパネルとしての出荷が可能となりました。
従来の天然素材の塗り壁(左官材)では実現しなかった建材(パネル)です。
湿式工法の左官壁をお手軽な乾式工法の仕上げ材として弊社工場で仕上げた化粧パネルとして出荷します。
●加工性能・・「丸のこ」や「ジグソー」などの手持ちの切断機で現場での切断・穴開けなどの加工ができます。
●施工性能・・釘・エアーフィニッシュ・等での取り付けが可能です。(打ち込んでも表面にヒビや割れが出ません。
従来の左官仕上げのように養生期間の必要が無いので天候に左右されることなく工期を短縮できます。
また、左官職人の手配や技術に左右されることなく、短期間で安定した仕上げ壁が実現します。
《自然素材による仕上げ面》
マグエン(結合材)+石粉+スサ等、自然素材による塗り材で仕上げています。
樹脂など化学製品を全く含まない自然素材による仕上げ面を持つ全く新しい提案製品です。
《仕上げ面の風合い》
弊社工場で職人が仕上げた手仕事による優しい製品です。
●本製品は機械による大量生産品ではありません。「コテ塗りのむら」「櫛引の風合い」「スサの風合い」など一品ごとに職人により仕上げ面の表情にバラツキがありますが「製品の風合い=特性」としてご了解の上ご採用下さい。
●自然素材による仕上げ材の為、色むら・白化などが発生します。また、また同時に経年と共に色むら・白化などが発生する場合もありますが製品の風合い=特性」としてご了解の上ご採用下さい。従いましてウエブ上の画像及びお取り寄せのカットサンプルは現物と色あい・風合いなどが違います。また混入しているスサなどがこぼれる場 合がございます。上記ご了解の上施主様へご説明の上ご採用下さいますよう御願いいたします。
「左官仕上アートパネル」について・・製品厚=6mm+≒1~2mm
※基材(下地材)表面にマグ塗り材(プレーンタイプ材)で仕上げた屋内用化粧パネルです。
●基材(下地材)はダイライト(厚6mm)を採用しています。
●表面の仕上げ厚は定番品(AP-SS1 ・AS1 ・SW1)で1~2mm です。
●製品に若干の反りがある場合、施工時に接着材などでしっかりと圧着して反りを修正して下さい。
施工前のご注意
- 施工前の保管に際しては平らな場所に平積みしてください。立てかけや、凸凹な面での平積みは反りの原因になります。
- 火気の近くや、水・油等がかかるような場所には施工しないでください。火災や変色・変質の原因になります。
- デザインにより必要枚数を決定します。端部の調整用も考慮して数量を拾い出しましょう。
- あらかじめ、施工する面に合わせて仮並べを行い墨出しを行います。
- なるべく中央から貼り始め、両隅で必要に応じパネルをカットして調整します。
- 接着剤・両面テープ等を併用し施工します。
※ピンタッカーでの固定を推奨します。
必要に応じ、巾木等見切り材をご使用ください。(現場調達品)
色・柄のバランスと納まりを確認しましたら、施工します。美しく仕上げるため、接着剤のみの施工をお薦めします。
〈現地調達品〉
・接着剤:ゴム系または酢ビ系
・釘:接着剤のみの場合=仮釘
・接着剤と釘を併用する場合=釘頭が目立ちにくい、かくし釘やカラーネイルをご使用ください。
〈推奨品〉
両面テープと接着剤を併用する場合
●ボンドKU910 ●ボンドTMテープW1-20 または同等品をご使用ください。
フィニッシュネールと接着剤を併用する場合
●ボンドPX2000 ●各種フィニッシュネール または同等品をご使用ください。
フィニッシュネールと酢ビ系接着剤を併用する場合
●ボンド木工用速乾またはボンドNEWCH18 ●各種フィニッシュネール または同等品をご使用ください。
※両面テープやフィニッシュネールの他、仮止め釘もご使用頂けます。


